充電しながら携帯電話を操作すると起こる3つの問題

充電しながらの携帯操作、8割半が「経験あり」 - CNET Japan
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この辺を見て、意外とその問題を知らなくてビックらこいた。実はこれ、かなり激しい問題に発展するのでまとめておく。
一応はてブにも書いたけど、もうちょい詳しく具体的に。
ちなみにこれから挙げることは全て自分の経験からです。

リチウムイオン電池の容量低下

フツーに生活していれば大体まあ2〜3日くらいバッテリは保つ。
だけど充電しながら何かしらの操作をしていると、どんどん寿命が短くなる。
もともと電池パック自体に寿命はあるけど、それ以上に消耗が激しくなる。
理由はいくつかあるが、最大の問題は”熱”です。経験したことがある人が多いと思うけど、長電話や長時間ゲームをしていると電池パック部分が熱くなると思います。この発熱によってリチウムイオン電池は消耗が激しくなって容量低下に繋がり、1日も保たないバッテリになってしまいます。

電池パックの膨張

容量低下と同時に起こるのが膨張です。携帯電話の電池カバーがはまらないくらいに膨らむ場合もあります。
爆発する危険性もあります。以前、MacBook のバッテリが爆発したのと同様の現象です(原因は恐らくこれとは違うと思いますが)。

携帯電話自体が破損

破損の程度や箇所にもよりますが、大きく分けて2つです。

  1. 電池カバーが割れる
  2. 電源が入らない

1番目のはリチウムイオン電池が膨張することによって起こる破損です。一番予想しやすく、想定される事態です。
問題の2番目ですが、ただ単にリチウムイオン電池の容量がゼロになったとか、バッテリ自体の問題ではなく新品のバッテリを利用したとしても電源が入らなかったり、もしくは消費が激しいと言うことが起こります。
原因は自分も不明ですが、可能性として高いと思われるのが漏電です。携帯電話端末のどっかがショートして漏電している可能性があります。これもまた(今思えば)危険です。感電や爆発の危険性が高くなります。

対応策

  1. 充電しながら携帯電話を操作しない
    • 当然ですが、これが一番の予防策であり対応策です
  2. 予備のリチウムイオン電池を保持する
    • 携帯電話を頻繁に利用する人はこれがいいです
  3. 新しいのに交換する
    • もしバッテリの消耗が激しいなど、すでに劣化したバッテリを使っている場合は交換してください
      現在使用している携帯電話を2年以上利用している場合、無料で交換してくれるサービスがあります

ちょっと補足

今まで”充電しながら何か操作する”がメインだったけど、もう1つ重要なポイントとして”充電完了後、充電し続けない”と言うのがあります。
一番良くあるのが寝る時に充電器に繋げて朝までそのままと言うパターン。睡眠時間が6時間で、おおよそ2時間で充電できると仮定した場合、4時間充電器に繋げっぱなしってことになります。これもリチウムイオン電池に負担をかけることになるので、可能な限り回避しましょう。



と言ったところですか。一番危険なパターンは”充填している状態でアプリを起動したまま寝落ち”が最悪です。
充電しながらニコニコ動画見てて、気付いたら朝だった。よくあることです。が、やめましょう。。。