「メイド喫茶で会いましょう」読了

NEC_0061
基本、メイドは好きだけどメイド喫茶は好きでない自分としては、これを読んでどうこうってわけじゃないんだけど、ただ初期のメイド喫茶の頃は非常に新鮮だったので、それと今との比較や昨今のメイド喫茶への変遷を辿る意味でも勉強になる本だと思って買った一冊。

でまあ蓋を開けてみたら、ためになる話は全体の3分の1か4分の1程度で、他はすでに知っている情報もしくはどうでもいい情報だった。特にメイドさんのインタビューとか。何なの?死ぬの?

一番良かったのは「若き店長の汗と涙の経営日誌」で、元メイド喫茶店長がとある地方都市でメイド喫茶を開店から閉店までのあらましを語った内容。
サービス業の経営と言うのは非常に短いスパンで手を替え品を替えさまざまなサービスを展開するあたりがリアリティと、またメイド喫茶ならではの苦労が垣間見えた内容だった。

あと「メイド喫茶サイドレポート98-08」はメイド喫茶の誕生から現在に至るまでの変遷や派生業態に関しても言及。98年からとあるが、実際には源流となる「Piaキャロットへようこそ!」の話から始まっているので、98年はメイド喫茶ではなくこの「Piaキャロットへようこそ!」が発祥としている。
実際にメイド喫茶が発生したのはこれより後の2000年からとなる。当時はいろいろと(半分仕事で)アキバに行く機会があったので「Cure Maid Cafe」には行ったものだ。
だからメイド喫茶と言ったらオレの中では「Cure Maid Cafe」がイコールで結ばれる。オススメw

他はもうどーしよーもない話ばっかりで、「メイド喫茶マップ」とかページ稼ぎとしか思えなかった。なげぇ。

正直言って手元に残すほどの本ではなかったのでよく行くバーテンにあげたwww